2010年01月20日

フランス語サラザン=ガレットそば粉の朝ごはん

そば粉のガレット(クレープ)思い付きで作ったのが数日前。全粒粉の食パンを切らした朝、そば粉があったのを思い出して急きょ作ってみました。このそば粉はブルターニュで栽培されたものです。ブルターニュはやせた土地で年間通して寒い気候が小麦に適さないということで、昔からそばを栽培。そば粉のガレット(塩味)がパン代わりになっていたところです。

非常に簡単。水でそば粉を溶いて(味付けもせず)油もひかないで、テフロン加工のフライパンで両面焦げ目が少し付くくらいに熱してできあがり。ブルターニュ流のガレットは片面しか焼かないそうです。もともと熱した石にのせて焼いたとか。。石焼ソバか(笑)

フランス語コースで知り合ったお友だち(フィリピン人)からもらった手作りジャムを載せて熱々を紅茶とともにいただきました。香ばしいソバの香り。砂糖を加えず作った天然のやさしい甘みいっぱいのジャム(果物の名前忘れました)。

そば粉のクレープ

そば粉Sarrasinそのジャムってすごいですよ。フィリピン人のJさんの夫(フランス人)の田舎の家の果物を使用。フランスの田舎の豊かな秋の実りが詰まった天然ジャムです。砂糖加えていないのに充分おいしいです。手作りに優るものなし・・・かな。

それで、私はこのそば粉のガレットがいたく気に入って、毎朝食しています。

そばにはたんぱく質が13%もあるそうですよ(米6%、小麦8%)。ベジタリアン(菜食)の私にぴったりの食べ物ではないですか。知らなかった。

トリプトファンというアミノ酸(肉類にたくさん含まれている)もそばにたくさん含まれているそうです。これは肥満、不眠症、痛み、うつに効くそうです。ビタミンB3(特にナイアシンアミド)の合成にも必要な栄養素だということ。

理想的なたんぱく質といわれている牛乳のアミノ酸価を100とすると、ソバは92(米68、麦48)。肉や乳製品などの動物性たんぱく質を摂らないくてもソバだけ食べて成長できる(米や小麦不可)ということだそうです。すごーい!

他にも効用はいろいろ。血圧や血中コレステロールを下げる、食物繊維も多いので便秘予防や便秘解消、毛細血管強化(ルチンというポリフェノールの作用)、がん予防(ポリフェノール作用)などなど。。

いいこと尽くめではないですか。ハハハ(^o^)/

ところでフランス語でそば粉を SARRASIN サラザンというのですよ。初めて聞いたとき、えっ、中世にヨーロッパに攻め込んできたアラブ人のことかと思いました(笑)。すごーい名前じゃないですか、そば粉がサラザンなんて(英語ではbuckwheatというそうです)。一発でこの単語覚えてしまいましたわん。そば粉の黒っぽい色がサラザン人を思わせるからとか、十字軍が東方から持ち帰ったからだとか、色々語源に関しては言われています。

そばは痩せた土地での栽培に適した植物で種まきから収穫まで75日だとか。小麦は春蒔き110日、秋蒔きで積雪がある地方だと320日だそうです。この違い!すごいなあって思います。だって、これだけの栄養の宝庫なのに、痩せた土地で育つのですよ。なんて強い植物なのでしょうか。

そば尊敬しちゃう。神さまの贈り物、そばさま!そばを神の化身として祀る「ソバ教」なるものがあってもいいかも(笑)とおバカなことまで思いついてしまった私でした(^_-)-☆


posted by マダム・エスカルゴ at 19:07 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | フランスの食文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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